新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の世界的な蔓延に乗じて、危険なサイバー エクスプロイトを仕掛けるサイバー犯罪者たちが一気に増えました。「新しい日常」下では、標的型ランサムウェアを含む高度な第 5 世代サイバー攻撃が勢いを増しています。まさにサイバー パンデミック時代の到来です。今こそ、あらゆる手段を講じて、組織を保護するための行動を起こさなければなりません。
Log4J の脆弱性から保護する方法の詳細については、こちらをクリックしてください
社員が社内リソースに安全にアクセスできるよう配慮
対面での活動を、信頼できるバーチャルなツールを利用した活動に置き換え
信頼の置けるデジタル・サービスへの移行を加速
これは近年インターネット上で発生した最も深刻な脆弱性の 1 つです。
Log4J の脆弱性こそ、サイバー パンデミックという言葉の意味を体現するものです。– つまり、壊滅的な攻撃が急速に広がるという意味です。
チェック・ポイントのリアルタイム脅威対策および保護機能を使用して保護を維持する方法をご確認ください。
詳細はこちらこの 8 つのパートからなる動画ガイドでは、最近の攻撃傾向から、モバイル、エンドポイント、クラウドの電子メール セキュリティのベスト プラクティスに至るまで、セキュリティ管理者が「新しい日常」およびそれ以降の環境でリモート ワーカーを保護するために必要なあらゆることについて説明します。
動画を見る(英語)リアルタイムの防御
多くの人々が思い知らされたように、ワクチンは事後的な治療よりもはるかに被害の軽減に役立ちます。 同じことはサイバー セキュリティにも当てはまります。 リアルタイムの防御は、来るサイバー パンデミックに対抗する、より有効な備えとなります。
すべてを保護
強固なセキュリティを実現するには、そのすべての構成要素が盤石でなければなりません。 「新しい日常」を実践するにあたっては、ネットワークのインフラおよびプロセスのセキュリティ レベルと妥当性、そしてネットワークに接続するモバイル デバイス、エンドポイント デバイス、IoTのコンプライアンスを再確認する必要があります。
クラウドの利用を拡大する場合は、セキュリティのレベルも高める必要があります。特に、マルチ クラウド環境やハイブリッド クラウド環境のワークロード、コンテナ、サーバレス・アプリケーションを保護するテクノロジーのセキュリティは重要です。
変化 | 影響 | リスク | 必要なプロセスとテクノロジー |
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在宅勤務 | 私物のモバイル デバイスやコンピュータから企業ネットワークにアクセスする | データ侵害が発生する(PCやモバイル デバイス上のキー ロガー、スクリーン ロガーなどを使用) | 1. エンドポイント セキュリティの導入、コンプライアンス チェック(最新のパッチやアンチウイルスが導入されているかどうか)による予防策の徹底 2. セキュリティ意識向上を目的としたユーザ トレーニング(フィッシング シミュレーションなど) 3. モバイル デバイスでの脅威対策 |
クラウドへの 急速な移行 » |
セキュリティを犠牲にして迅速な導入を優先する | 利用できるセキュリティ対策が基本的なレベルであり、データ漏洩や不正アクセスが生じる可能性がある | 1. クラウド セキュリティ ポスチャー管理への投資 2. コンテナおよびサーバレス アプリケーション向けのワークロード セキュリティの導入 3. IaaS 向けのセキュリティを使用した脅威のリアルタイム防御 |
重要インフラ » | 重要インフラへのリモート アクセスを許可する | 重要インフラに対する侵害が発生する | 1. IoT デバイス向けの IoT セキュリティの導入 2. レッド チーム演習によるネットワーク セキュリティ状態の強化 3. SCADA 環境の強化による OT セキュリティの向上 |
ネットワーク性能の向上 | 転送データを処理するためにスループットの強化が必要 | サービスを提供できない ネットワークがダウンする |
1. 拡張可能なネットワーク セキュリティ ソリューションの必要に応じた導入 2. ビジネスの継続性維持とすべての保護機能の有効化の両立 3. 拡張性に優れた安全なリモート アクセス環境 |
企業が従業員をオフィスに戻す中、ハッカーの多くは新型コロナウイルス感染症のトレーニング資料を装ったフィッシング メールや不正なファイルをばら撒いています。
ハッカーは、コロナウイルス ワクチンに関連した件名の電子メールを送って受信者を騙し、コンピューターから直接ユーザ名とパスワードを抜き取るように設計された不正な Windows、Word、Excel ファイルをダウンロードさせようとしています。
詳細はこちら研究者らは、接触追跡アプリの導入に関する懸念を示し、デバイスの追跡可能性、個人データの漏洩、アプリのトラフィック傍受、偽の医療レポートの可能性を挙げています。
詳細はこちらチェック・ポイントと Zoom は、Zoom のカスタマイズ可能な URL 機能にセキュリティ上の問題があることを特定しました。
これが悪用された場合、ハッカーは Zoom 経由で被害組織の従業員になりすまして ID 会議リンクを不正に操作できるようになります。つまり、認証情報や機密情報を盗むための経路をハッカーに与えることになります。
詳細はこちら2020年は、多くの人にとって近年まれに見る特殊な1年になっています。 この甚大な危機は、世界中の人々の生活を一変させました。 その影響は企業や組織にも及んでいます。
この危機の中で私たちが学んだ教訓の 1 つは、即応性を身に付け、速やかに行動する能力を獲得する必要があるという点です。今回のパンデミックはいずれ終息するでしょうが、その影響は人々の中に長く残ることになるでしょう。世界がより安全な場所になっても、いつでもつながり、常に守られることを当然と考えることはもうできません。「新しい日常」では、私たち自身が変化し、大規模なサイバー パンデミックが起こりうる新たな現実に適応することを求められます。
より確かなサイバー セキュリティを実現するために何ができるか、詳しい情報をご希望の場合は、各地域のチェック・ポイント営業担当者までお問い合わせください。 より安全な環境への移行をお手伝いいたします。
ここ数週間の間に、「Zoom」という単語を含むドメイン名の新規登録が急増しています。Zoom とは、動画会議システム市場で 20% のシェアを握るサービスの名前です。2020 年の初頭から数えて、このようなドメイン名は 1,700 個以上登録されていますが、そのうち 25% はこの 1 週間で登録されており、4% に不審な特徴が確認されています。Zoom のユーザを標的にしたサイバー攻撃の詳細については、
以下のブログ記事をご覧ください。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、このウイルスに関連するドメイン名を用いたWebサイトが多数登録されています。 このようなWebサイトを利用した攻撃から身を守るためのヒントを以下に示します。
世界中で新型コロナウイルスを封じ込めるための対策が講じられる中、ハッカーはこの機に乗じてコンピュータ ウイルスの感染を広げるための活動を拡大しています。 次の点を心がけてください。
2020 年 3 月初め、チェック・ポイントのさまざまな部門の社員からなるグループが、パンデミックの最前線で活動する慈善団体に対する財政支援を目的として、「The Americas COVID-19 Donation」プログラムを立ち上げました。プログラムの効果を最大限に高めるため、パートナーに趣旨に賛同する団体への寄付を募ったところ、予想以上の反応がありました。チェック・ポイントの取り組み全体で支援した組織は 80 以上、寄付額は 100 万ドルを超えており、その数は今なお増え続けています。
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