教育機関向けセキュリティ ソリューション

教育界では、Web サイトやアプリなどのツールを使用したオンライン学習が増えています。しかし、ネットワークの接続性向上に伴い、攻撃者が教育機関のシステムを悪用して侵入する機会も増えています。チェック・ポイントはこの課題を理解しており、エンドポイント、ネットワーク、クラウドのセキュリティを強化することで、高度なサイバー脅威の阻止をサポートします。

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防御アイコン

安全

学校提供による Chromebook、タブレット、PC を使用することで、生徒にとって安全でリスクの少ないインターネット環境を確保

監視とアラート

生徒たちのインターネット上での行動を監視し、必要に応じてアラート

多層防御セキュリティ アイコン

保護

学校のITインフラをセキュリティ脅威から保護

学生と教育機関にとってのオンラインの安全性

デジタル化された学校の課題を解決

デジタル時代は、私たちの生活、仕事、遊び、学びのほとんどすべての側面を一変させました。 現代の教員は、教室での授業と、Webサイトやアプリ、学習ゲームなどのツールを活用したオンライン学習を組み合わせて教育を行っています。 生徒たちも、特定の科目について広く理解するために、教科書以外の知識にも手軽にアクセスするようになりました。 しかし、デジタル化した授業では、生徒たちがオンラインにアクセスする際に以下のようなリスクが生じます。

「成人向け」と表示されたノートPC

不適切なコンテンツ

攻撃的、有害、不適切なウェブサイト・コンテンツにアクセスする可能性

ラップトップによる新しいサイバーいじめの一例

サイバー・セキュリティ

学校のサイバーセキュリティおよびコンプライアンスの確保

ログイン画面が表示されたノートPC

フィッシング

フィッシング サイトで意図せず個人情報を漏洩させてしまう可能性

 

児童インターネット保護法(CIPA)

米国の児童インターネット保護法(CIPA)では、この法律の対象となる学校と図書館に対し、インターネットの安全な利用に関するポリシーを導入するよう義務付けています。 これは、コンピューター使用時に表示される不適切なコンテンツや、電子メールやチャットなどの電子的なコミュニケーションから生徒を保護するための重要な条項です。 また同法は、学校に対し、インターネット上での適切な行動や、ネットいじめの啓発と対処方法について、生徒たちに教育を行うよう義務付けています。

サイバー・セキュリティと学校

ハッカーの多くは、見返りが大きく、なおかつ攻撃が容易な組織や業種をサイバー攻撃の標的に選んでいます。サイバーセキュリティ対策の導入状況を調査したあるレポートでは、主要17業種のうち教育業界が最も対策の進んでいない業種に挙げられていました。1また、学校ネットワーク上に膨大な個人情報を蓄積しているという点も、学校がサイバー攻撃に狙われやすい理由となっています。2016 年以降、米国の公立学校に関連したサイバーセキュリティ関連の事件が 447 件報告されています。2また、­次のように憂慮すべきデータもあります。

  • 7 ~ 18 歳の 70% は、宿題のための Web 検索で意図せずオンライン ポルノにアクセスしてしまった経験がある 3
  • 漏えいした学生個人情報は闇市場で 1 人分あたり 250 ~ 350 ドルで売られる可能性がある 5
  • チェック・ポイントは、学校組織がこのような問題にプロアクティブに対処できるよう支援するソリューションを提供しています。

1 “Education ranked worst at cybersecurity out of 17 major industries,” by Betsy Foresman, edscoop, December 17, 2018
2 “On the Map,” EdTech Strategies, 2019
3 “Internet Statistics,” GuardChild, 2019
4 “Education ranked worst at cybersecurity out of 17 major industries,” by Betsy Foresman, edscoop, December 17, 2018

特長とメリット

チェック・ポイントの Harmony for Education は、学生を標的にしたオンラインでの不正な行為を防止するために開発された、シンプルながら強力なセキュリティ ソリューションです。Chrome ブラウザの拡張機能であるためインストールが容易で、G Suite for Education や学校または学区に導入されている既存のサイバーセキュリティ インフラとシームレスに連携して動作します。

安全なWebアクセス環境を提供

広範囲をカバーするURLフィルタリング機能で、Chromeブラウザから直接、不適切または有害なWebコンテンツにアクセスすることを防止。 Google、YouTube、Bing、Yahooのセーフサーチ機能を強制的に適用しつつ、他の検索エンジンの使用をブロックします。

CIPAに準拠

教育機関がCIPA(児童インターネット保護法)に準拠できるよう支援。CIPAでは、生徒たちを有害なオンライン コンテンツから保護するために、インターネット フィルタとその他の対策の導入が義務付けられています。

個人情報を保護

生徒をだまして個人情報やプライベートな情報を提供させようとするフィッシング サイトを動的に検知してブロックします。

G-Suiteを導入している学校向けのソリューション

教育機関に導入済みのITインフラと透過的に統合。 学校支給のChromebookを校内や校外で使用する高校年代までの生徒を保護します。 G-Suiteから、一元的に設定および管理可能です。

学校の認証情報の使い回しを防止

学校の認証情報を信頼できないWebサイトで使い回すことを禁止します。

不正なファイルのダウンロードから生徒を保護

ダウンロードされた文書から不正なコンテンツを除去、または安全なPDFファイルに変換します。

統合セキュリティ インフラ

Check Point Infinityは、完全統合型の革新的なサイバー セキュリティ アーキテクチャです。第5世代の高度なサイバー攻撃や今後出現するセキュリティ脅威から、ネットワーク、エンドポイント、クラウド、モバイルの各環境を保護する比類ないセキュリティを提供します。 Infinityは、ネットワークに接続されるデバイスの増加と非効率的なセキュリティが引き起こす複雑さを解決できるように設計されています。

ThreatCloud AI を活用した正確な防御

フィッシング攻撃でも、不正な添付ファイルでも、ゼロデイのランサムウェアでも、Harmony for Education なら、あらゆる攻撃経路のあらゆる脅威から学生や教員を保護できます。革新的な AI テクノロジーとビッグ データ脅威インテリジェンスを組み合わせた、チェック・ポイントのパフォーマンスを裏付ける頭脳である ThreatCloud AI を活用します。

ユーザ保護 1

ノートPCを操作している学生

SecureAcademy

チェック・ポイントでは、高等教育機関とのパートナーシップを通じて、総合的なサイバー セキュリティ教育プログラムSecureAcademyを提供しています。 チェック・ポイントの支援の下、学生たちはサイバー セキュリティの専門家に必要とされるスキルを習得できます。 包括的なラボで実践的な経験を積み、修了するとプロフェッショナルとして認定されます。

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ご不明な点がありましたら、チェック・ポイントの営業担当者までお問い合わせください。

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2023 サイバーセキュリティレポート

地政学的な対立をきっかけに、サイバー攻撃は過去最高を記録しました。
詳細なトレンドと洞察をご確認ください。

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